シルクロードの思い出

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路地裏散歩 風景




                       ウルムチ


                     路地裏散歩 風景






   今回は冬のウルムチの路地裏を散策してみようと思います♪



  
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                      路地裏の一風景


   小さな女の子が小銭を咥えながら歩いています。おや、その後ろの壁に何か書かれていますよ? 
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                        注意書き


  どうやら注意書きのようです。「この場所にゴミを捨てたら50元の罰金を科します。」というもののようです。でもこのような文字で書かれていると内容がわからない外国人には何かの模様のようで可愛らしくも思えますよね。


 

 
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                        サトラシハナ


  サトラシハナ、床屋さんという意味です。こじんまりとした路地裏の床屋さん。赤い看板の文字、ドアの色と白い壁とのコントラストが印象的です。





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                       路地裏の診療所


  路地裏の診療所ですが、入口の前にかけてある暖簾に描かれてあるのは赤十字なんでしょうか?赤いなでしこの花の中に白い十字があるように見えます。





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                        真冬の洗濯物


  雪の積もる路地裏にあけてある鮮やかな洗濯物。こんな寒いウルムチの屋外では洗濯物を干しても凍ってしまいそうな気もします。






  ウルムチのまちはここ半世紀ほどで一気に大きくなった都市のようで、住宅は一部随分無計画とも思われる建て方をされていたりしますが、それはそれでまたウルムチの路地裏の魅力を引き立てるのだと思います。冬は特に殺風景に感じることもありますが、そこが却って人に路地裏の些細な出来事や風景を際立って魅力的に感じさせたりすることがあるようです。


  

 
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by alphalpha0118 | 2009-02-03 07:52 | もうひとつのウルムチ  

回族のモスク




                        ウルムチ



                       回族のモスク     





 前回はモスクについてレポートしましたが、あちらはウイグル族が通うモスクで、ウルムチにはもう一種類モスクが存在します。回族のモスクです。




 ● 回族とは ●

  回族とは、その昔、中国に商売のためにやってきたペルシャ人やアラブ人が中国に住みつき、中には結婚する者も少なくなかったようで、人種は中国人と混り、言葉も中国語を用いるようになったものの、イスラムの教えだけは守り抜いたという混血民族で、漢族の多い地域ではまったくの東洋人の顔をしている人が多く、特徴も比較的目が大きく、鼻が高いといった人がたまにいるくらいですが、新疆のような地域では混血がさほど進まず、茶色い髪、目をした人や、外国人ぽい顔をした人もたまにいます。中国全土いたるところに住んでいます。ウルムチにはそんな彼らのためのモスクも多く存在します。





  
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                        大きな清真寺


  回族のためのモスクで、回族は中国語を用いるため、モスクも中国語で清真寺(チンジェンスー)と呼ばれます。公用語にはやはり中国語が使われています。ここがウイグル族のモスクとの大きな違いです。新しいモスクらしく、外装は近代的になっています。
         


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                         小さな清真寺



  この辺りはウルムチの回族居住地のようです。少し古いモスクですが、外装はアラビア風とも中国風ともとれないエキゾチックな様式です。回族の清真寺を見るときの醍醐味はこの建築様式に注目することです。
  中国の中で、一瞬西洋建築とも思われるが、近づいてよく見ると何か違う、一際目立った建築物に遭遇したらそれはおそらく清真寺です。私自身も中国を旅行中は何度かそういう経験をしました。


                       

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                        典型的な清真寺



  これが私のイメージする典型的な回族のモスク、清真寺です。一見中国風の建物の屋根の天辺に月が乗っかるというものに見えますが、細かい細工や内装が中国建築とは一味違ったものだったりします。





 シルクロードでもウルムチより西に行くとこの“清真寺”はあまり見かけなくなりますが、中国全土どこのまちでも見られ、西安や、回族の自治区である、寧夏回族自治区などに行くと、もっと大規模なモスクもあるようです。



  今回はちょっとテイストを変えて回族のモスク、清真寺をレポートしました。





           
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by alphalpha0118 | 2009-02-03 01:09 | ウルムチ 裏の顔

ウルムチのモスク




                        ウルムチ


                      ウルムチのモスク




  今回はイスラム教徒が多数を占めるウルムチに欠かせないモスクについてレポートします。




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                         延安路のモスク


  ウルムチで一番大きい規模のモスクです。以前紹介したウルムチのメインストリートのひとつの延安路にあり、緑とピンクのコントラストが際立ってよく目立っている可愛いモスクです。このくらいの大きい規模のモスクはおそらく新疆ウイグル自治区でも数えるほどしかないと思われます。

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                          モスクの前で

  先ほど紹介した延安路のモスクの前です。屋台があり書物を売っているようです。コーランやコーランの解説書といったイスラム教に関する書物が売っているようです。








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                        コーラン学院


  この新疆ウイグル自治区にある唯一のイスラム教を専門的に学ぶための学問機関です。新疆のすべてのイスラムを志す学生がここに集いイスラムを学ぶために集っています。




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                      丘の上の小さなモスク


  私がウルムチで一番好きなモスクです。こじんまりとした飾らないこの白いモスクがなぜだか好きなのです。色がない分、形が際立つからなのかもしれません。白い建物に曲線が描かれている様子が気に入っています。

  このような小さなモスクがウルムチ、及びシルクロードのいたるところに設けられています。どこまで実現されているかわかりませんが、この辺りの古くからの規定では400戸に一つの小さなモスクを設けると決められているようで、毎週金曜日になると多くの男性がモスクに訪れ礼拝をしに来ます。





  シルクロードでは一般的に女性は家で礼拝し、男性がわざわざモスクに赴くということになっているようです。これを聞いて女性蔑視と考える人も少なくないと思います。

  ですが私が中国のいろんな地方を回って感じたのが、お寺というものは大抵女性参拝者のほうが多いということなのです。日本のお寺も同様なところがしばしば見られ、どこの世界でも女性のほうが信心深い傾向のようです。そんなことを踏まえて男性の信仰心を煽るべく「この辺りのモスクではわざわざ男性だけにモスクに来るように呼びかけているのではないかな?」と感じたりもしました。わかりませんけどね。

 

 

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                    町並みにとけ混むモスク


  このように人口の多いウルムチのまちではちょっと丘の上に上ると家並みの中に玉ねぎドームのモスクが幾つも溶け込んでいるのがわかります。モスクはウルムチの無計画に広がった家並みの一部であり、欠かすことのできない存在です。


  
  イスラムの教えが人々と共にあるように、ウルムチの町ではモスクが家々と共にあるようです♪
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by alphalpha0118 | 2009-02-03 00:21 | ウルムチ

ウルムチ住宅事情





                       ウルムチ


                    ウルムチ住宅事情




今回はウルムチの住宅事情についてレポートしたいと思います。

 ウルムチ及び、新疆ウイグル自治区にある住宅は中国のなかでも新旧ともに住宅のデザインがほかの地域と比べて全く違います。それはもともとの文化の違いも大きいのでしょうが、中国の海岸線に新しく建てられているの“ただ表面的に西洋のものを模したデザイン”とは全く違うものです。今回はその様子を見ていきましょう。


 
  
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                        富裕層向け


 ウルムチの都市部の中心には基本的に新しく一軒家は建てられません。中国は社会主義の国なので、土地はすべて国のものであり、どんなにお金持ちであっても都市部の中心に自分で豪奢な家を建てることはできないのです。なので、このような装飾も凝っていて造りのしっかりした高級低層住宅かタワーマンション等が富裕層が住むものと思われます。
 このような富裕層の住む住宅は天井も高く、はじめからある程度内装も整っています。



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                        比較的富裕層向け


  建物の前面にタイルがはられ、タイルの並べ方によって可愛い装飾となっています。イスラム美術も影響していると思われるような独特のデザインです。これらは比較的新しい建物で、エレベーターはついていませんが、内装もある程度施されており、部屋割は大きめの2LDKが主流で、ウルムチでこれから増える種類の建物だと思われます。


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                         中流層向け

 これが中国全土におびただしい数で建てられているタイプの、現在中流家庭向けと思われる建物です。 部屋割は2K,2DK、3K,3DKのタイプが多いようです。内装は施されておらず、大抵は打ちっぱなしか、良くてもタイルがはられているくらいです。内装は各自で行います。しかしかなりの富裕層と思われる人も案外まだこのタイプの住居に住んでいたりもします。




 これ以降は内装も外装もかなり殺風景になります。




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                         下流上層向け

  古いですが、可愛い装飾が施されている、ウルムチならではの建物です。この建物には1家庭が住んでいるわけではなく、真中に広間があり、それを囲んでいくつもの家庭が部屋を割り当てて住んでいます。風呂はなく、トイレは共同です。  

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                         下流中層向け

  先ほどのものと造りは同じですが、建物自体に装飾も何もなく殺風景で造りも前のものほどよくありません。ただ書かれてあるウイグル文字やちょっとした落書きが可愛いですよね。




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                         貧困層
 
  ウルムチの貧困層の住宅であると思われ、こちらは都市部にあるものとしては珍しくも一軒家です。町のはずれにあることが多いですが、町中に残っていることもあります。もちろんお風呂も付いていません。

 ただこちらの貧困層のものと思われる住宅も雪の多いウルムチだから悲壮感があるように思われますが、少し地方に行くと、却ってこれが主流となるくらいです。中国全土、農村部に行けばこのレベルが当たり前です。







  今回はウルムチの人々の生活を垣間見てくれたらいいなと思いレポートしました。こういう見方をするとウルムチもちょっとした建築博物館です♪








  
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by alphalpha0118 | 2009-02-02 07:25 | ウルムチ

ウルムチの冬




                        ウルムチ

       
                       ウルムチの冬



  今回はウルムチの寒い冬についてです。ウルムチの冬は過酷です。酷い時は零下30度を下回ります。春になっても冷え込んだときは雪が降り、遅いときには5月でも雪が降ります。本当に寒い日はダイアモンドダストが見れます。雪の結晶も大きくはっきり見えます。



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                      大学内に積もる雪

  大学内で雪かきをする学生の様子です。ウルムチは雪が降っては地面に固まっていくので
人通りの多い場所はある程度手作業によって雪かきがされます。学生の場合には社会主義体制の下、「社会に対する労働奉仕」として上の画像のように雪かきが課せられます。


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                        凍結する地面

  ウルムチは降水量は多くないのですが、12月から2月にかけて3カ月ほど日中でも零下の日が続くため、降った雪が解けずにどんどん重なっていき、地面が凍結したままの状態になってしまいます。道が滑ってしまうのでこの時期は足もとに気をつけて歩かなければなりません。


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                          凍結した氷


  3月になると凍結した氷が割れていきます。なかでもこれは凍結した氷が割れて、人為的に積まれたもののようです。この画像から凍結した氷が何層にもなって凍っていたことがわかります。

  凍結した地面も危ないですが、もう一つ危険なものがあります。


 それは、
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                         氷柱です。


 温かくなり、地面に落ちると
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                         こうなります。


  もう足元は滑るわ、つららは落ちてくるわアイスクライマーの世界です。確かこの氷柱のかかっていた建物に「氷柱に注意」なる注意書きがしていました。たしかにこんなのが落ちてきたら大けがをしそうです。


  最後に、

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  見てる分については綺麗なものですが、実際に生活してる者にとっては過酷以外の何ものでもありません。ただ強いのは子供たち。ウルムチの子供たちに一番人気がある季節は冬のようです。子供たちは雪遊びが大好きですからね。



  そんな氷に閉ざされたウルムチでも一度くらいなら訪れてもいいかも知れませんね♪




 
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by alphalpha0118 | 2009-02-01 03:34 | ウルムチ

山西巷




                         ウルムチ


                         山西巷




  さて、今日は下町、ウイグル語でサンシハンザ、山西巷を紹介します。




  前回紹介した延安路から巷を入ってすぐ、

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                    停車するモーターバイク
  
  何台ものモーターバイクが停まっています。モーターバイクの後方に狭い座席がありますが、冬の寒い時期にこの密閉された空間はエンジンから伝わる熱気で温かく、近い距離を移動するのに便利です。数人で乗ると人熱でほかほかになり場合によっては暑いくらいです。



   
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                      可愛いランポン屋

  可愛い屋台ですね。面白い装飾をしたブリキの車が鮮やかな色が塗られています。中ではランポン(ところてんのようなもの)が売られています。ガラスケースのなかも果物の飾りが飾られとても豪華です。ガラスケースの向こうから少年がのぞいているようです。



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                       アナスーの屋台


  アナスーとは石榴ジュースのことです。石榴の実は食べにくいのでこのようにジュースとして飲まれることが多いようです。ザクロはホルモンを刺激する働きがあるとされています。このシルクロードに多くのラブソングが歌われているのはもしかしたらこの石榴ジュースの愛飲によるものなのかと思ってしまったりします。 


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                         金物屋

 この辺は金物屋も多く、辺りは金物職人が「トンカン、トンカン」音を立てながら仕事をしています。調理道具も多く作られています。鍋、おたま、パスタ状のものをこす道具、カワプ(羊の串刺し)の串、小麦粉をこねた生地をのばす棒、ナンをナン窯に張り付けるためのミトン、ナンが均等に焼けるためのナンに穴をあける道具など様々なものがあります。



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                       ウイグル医学の屋台

  瓢箪だの蛇の皮だのニンニクだの唐辛子だのが吊るしてあるいかにも怪しげな店です。 近くに大きな病院があるので、誰かがここで薬を売っています。




  さて、また巷の入口まで引き返してみると、

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                         ラフバザール


  ここはウルムチでも有名な “ラビヤソーダサリエ” 、ラビヤさんという方によって建てられた商業施設の1階部分のテナントです。かなりの老舗らしく、とても有名な商業施設で、建物は少し古いのですが、中の店舗はどこも詰まっています。近年近くに新しく商業施設がいくつか建てられていますがどこもここほど賑わっていません。またほかの商業施設はこの“ラビヤソーダサリエ”と同じく、この辺りの商業施設はどこも建てた人の名前がついています。

  そしてここはその1階のラフバザール(布売場)、布地のほかお祈りの時に使う絨毯や布団、枕等も売っています。
 1階の外のテナントはすべてラフバザールで、ビルの地下は食器や生活雑貨、1階がスカーフや生活用品、小物、2階がテーブルクロスや布売場、3階はお針子たちが注文をとる店舗で埋まっています。

  この商業施設は私が一番よく買い物に出かけた場所です。所狭しと商品が置かれていてとてもわくわくします。ウルムチに来られたらぜひここに訪れてみてください♪




 そして最後に、

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                         新疆民街


  こちらは近年建てられた「新疆民街」という上は博物館、下はお土産屋という建物です。観光スポットにするべく建てられたのだと思います。ただ私は嫌いではなかったのですが、このときはあまり賑やかではなく、テナントもたくさん空いていました。ただ周囲の建物と違ってずいぶん新しくてきれいだったのでこのときは目立っていました。さぁ、この施設はシルクロードの旅行業の景気に乗れるんでしょうか?





   ただ、この山西巷、ウルムチに来た人にはぜひ訪れてほしい場所なのですが、スリが多いのが難点です。でもこのスリがまたとても下手なのが多かったりします。私も何度もスリに遭いそうになりました。スリがお金を取る以前に私が気付いて後ろを振り向くということがありました(スリはその後あさっての方を向いて去っていきました)。でも用心してください。下町なので治安もあまりよくありません。

  でも巷で物を売っている人たちはみな気さくでいい人たちです。心配せずにお買い物をしてください。ただし値段交渉は忘れずに♪
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by alphalpha0118 | 2009-02-01 03:05 | ウルムチ

女の子の目から見たシルクロード


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