シルクロードの思い出

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隣の女の子





                          コムル


                         隣の女の子




 私が泊まっていたホームステイ先の長屋の隣に少女が3人暮らしていました。以前レポートしたノルズの学校での催しに連れて行ってくれたのも彼女たちでした。特に、そこの末の女の子がとってもかわいかったのです。


  
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              ホームステイ先の隣の女の子とその姪です。


  彼女の顔立ちは明らかにこのコムルの人とは違います。どうやらお母さんはカシュガルの人のようです。




 
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   昼休み、中国では給食はなく、お昼は家に帰って食べます。お母さんは小麦粉を練って晩御飯の支度をしています。


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                     小麦粉を練り上げたもの


  このお母さんに御馳走になったことがありますが、お料理は本当においしかったです。正直このコムルの料理はウイグル料理でも回族料理の味付けに似て、調味料の量が多すぎてとても辛いものが多いため、このお母さんのおいしい料理は良く私の記憶に残っています。



  
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                      お父さんと一緒


 お父さん?と一瞬思ってしまいますが、彼女は6人兄弟の末っ子なのでお父さんが多少高齢でもおかしくないようです。でも私ずっとおじいさんだと思ってました(笑)。






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              放課後、姉妹が庭で宿題をしています。


  ウイグルの人々って多少寒くても外で宿題をしたりしているのを良く見かけます。確かに空気がこもってなくて、酸素が頭に回るので、集中力がわきますが。この頃は3月の終わり、コムルは寒い時期も雪も降らないので、太陽が出てる昼間はあったかくないこともないですが、日本人の感覚から言うと外でじっと勉強する感じではないです。


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                     夜、部屋の中で


  豆電球一つの部屋なのでとても暗いです。なのでぶれてしまいました。

 ウイグルだけでなく中国、経済的に豊かな家庭でもなぜか家の中は全体的に暗いです。目が悪くならないのでしょうか?彼女やその兄弟たちはこんな中で宿題をしています。でもウイグルの人って目が良い人が多いんですよ。不思議です。


  今回はなぜかホームステイ先のウイグルの少女の生活を追ったレポートでした。でもこれでシルクロードの子供の生活の様子がすこし垣間見えたと思います♪
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by alphalpha0118 | 2009-02-11 00:02 | コムル

コムル路地裏散歩




                        コムル


                       路地裏散歩






 またまた路地裏散歩です。コムルのまちの路地裏はどうなっているのでしょうか?





 コムルの南側のウイグル人居住区から北へ、町の賑やかな通りへ向かいます。

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ここはちょっとした車道です。木々の枝ぶりから緑が多い春から夏にかけて緑豊かな清々しい町並みではないかと考えられます。



 路地に入ると、

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                  ウイグルの女の子たちです。

  真ん中の子と右手の子は黄色人種が強いことからこのコムル出身の子のようですね。左手にいる子はどこかから引っ越してきたのか、それとも片親が他の地方出身なのかコムルの人々とは随分顔立ちが違います。





  北上していくと、

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  城壁跡にぶち当たりました。今では一部が保存のため塀で囲われています。近代以前はこの城壁が町の最南端だったと考えられます。





  さぁ、さらに北上すると、

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                   こんなものがありました。


  日本のものと違うのでわかりにくいですが、ビニルハウスです。日光の良く当たる南側だけがビニールがはられており、それ以外は泥で囲われています。ビニルが破れたのでしょうか?端切れが充てられています。ビニルを大量に節約できるこのようなビニルハウスは中国のどこでも見られます。エコですね。見習うべきものがあるかもしれません。

 この辺りは貧しそうな漢族の住まいがあったのでおそらくこのビニルハウスは彼らが営んでいるものだと思われます。甘粛辺りから流れてきた人々でしょうか?甘粛は砂漠や渓谷が多くて耕地面積が新疆に比べても多くないと思われます。その辺りの理由から甘粛から人が流れてるのもあってこの地域には漢族が多いのかもしれません。

 3つ上の画像の少女と言い、このビニルハウス持ち主と言い、シルクロードは相変わらず東から西へ、西から東へ、人々が移動し、定住していく様子がうかがえます。






  さて、今度は街の中心部に近い路地です。

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   地元の人たちが井戸端会議をしている模様です。売り物でしょうか?横にとても大きな箒があります。


 近くには、

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  まるで箒並木のようです。ストックでしょうか?このコムルのまちは町の中心部は中国の中でも衛生レベルが高いほうだと考えられます。この大きな箒もその一役を担っているのでしょうか?


  


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                   表通り近くのモスク


 またまたコミカルなデザインのモスクで遭遇しました。門のすぐ上にはハートマークまであります。いつ頃建てられたものでしょうか?このようなデザインのモスクはこのシルクロードでもトルファンとコムル、東側の地域でよく見かける造りです。さぁ、もうすぐ町のメインストリートに出ます!



 今回はコムルの裏通り、路地裏で見かけた気になるものをピックアップしてみました♪ 
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by alphalpha0118 | 2009-02-10 15:23 | コムル

学校での催し





                          コムル


                         ノルズ祭


                       



  太陽暦の3月21日、春分の日、昼の長さと夜の長さが等しくなるこの日、シルクロードでは春の訪れを祝う“ノルズ祭”が行われます。

 ノルズ祭りは本来ペルシャ人が春の到来、新年を祝うもので、中央アジア一帯で祝われている祭りのようです。イスラムの伝播以前は中央アジアで最も祝われていた祭りのようですが、近年に至ってはあまり広く祝われるものではありません。

 シルクロードでも一部の地域では今も行われているようです。私はウイグル族の住む地域でノルズ祭が一番賑やかに祝われると思われる、イスラムの伝播が最も遅かった地域、コムルでその様子を見ることができました。


 今では学校の行事の一環となっているようで、今回はその様子をレポートしたいと思います。




 
                        学校での催し




 コムルのまちに潜入すること5日。ウルムチで何の情報も得られなかった私はノルズが行われる3月21日の6日前にノルズについて、地元住民に聞き込みを始めたところホームステイ先の老夫婦の隣人の子供たちが通っている中学校で3月20日にノルズ祭の催しが行われるというので行ってみることにした。


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                    はじまり、はじまり~♪


  先生たちがノルズ祭の始まりを告げます。ノルズ祭ではみな民族のお祝い用の衣装を身につけ、ひとつの場所に集うそうです。本来は外の景色の良い場所で催すもののようです。




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           まずはじめはノルズを讃える詩歌を歌います。


  

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    次に楽器演奏者たちは、音楽に合わせて演奏し、歌を歌い、踊りを踊ります。


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    ウイグル族の学生がこの日のために練習してきた踊りを踊ります。




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                  手品ショーまでありました。

 
  本来ここで、男たちの綱渡りや夫人らのブランコ漕ぎなどがあり、最も盛り上がる場になるようですが、室内ではそれは難しいので、このような控え目な出し物になってしまいます。



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            学生たちは一生懸命叙事詩などを朗読しています。



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            最後はみんなで踊り、再びその場を盛り上げます。



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               植物の苗をもち五穀豊穣を祈ります。 


  生徒会長と言った感じの二人が植物の苗を持っています。最後に彼らは、先生たちの引率で、列をつくり、花で飾られたノルズ・ナーマ(ノルズの書)を捧げもって、大きな声で一緒に読み唱えます。




  またこのノルズ祭では皆で持ち寄った7種(小麦・大麦・米・そば・肉・ミルク・水など)の材料から雑炊をつくり、皆で食べることでノルズを楽しさを共有するのだそうです。おそらく日本の春の七草と関係があると思われます。日本人は肉食が廃れたので“七草”になったと思われます。またこの“7”という数字はノルズ祭にとって重要な数字のようです。



       コムルの学校ではこのようににしてノルズ祭が行われていました♪

 

 
 
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by alphalpha0118 | 2009-02-10 08:09 | ノルズ祭(春の祝い)

名もなきモスク




                        コムル


                      名もなきモスク



   今回はコムルでのホームステイ先のおじいさんが毎朝行っていたモスクについて。





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                       近くのモスク


  私のホームステイ先の老夫婦は毎朝4時半に起きておじいさんはモスクへ、おばあさんは部屋で絨毯を敷いてお祈りをしていました。私はというと、そんな夫婦に申し訳ないと思いながらもベッドで寝ていました。

  そんなおじいさんが毎朝通っているモスクにホームステイ先の老夫婦の隣人の女の子が誘ってくれたので、入ってみることにしました。






   入ってみると、おや、
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  入口に色鮮やかな欄間があります。ウイグルのモスクにしては珍しいですが、コムルの地域性を考えるとあり得るかも知れません。特にこちら側に出っ張ってる梁、トルファンの古い建築でも見たような気がします。





  礼拝の間に入ってみると、

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         まるで仏像のいないお寺のようです。不思議な感じがします。







            天井には、

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      柱や梁、天井に様々な装飾が描かれています。やっぱりお寺みたいです。





            おや、

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             どうやら奥に部屋があるようです。行ってみましょう。



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 ただの部屋でしたが、コーランを勉強するところだと言っていました。どうやらマドラサ(イスラム学院)のようです。部屋の手前にはメッカの絵とコーランの内容の一部が貼られています。






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                どう見てもお寺のお堂ですよねー。






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  外では近所の人々がくつろいでいました。この人々にとってこのモスクは珍しいものでもないんでしょうね。





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  モスクの礼拝所の隣にこんな建物がありました。どうやら誰かのマザール(偉人の墓)のようです。でも誰なのかよくわかりません。






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                     マザールの屋根



  マザールの屋根は緑のタイルで覆われています。隣にはナマズ(アラビア語でアザーン、礼拝の時刻を知らせる)に使われるムナル(塔)が建っています。


  非常に興味深いモスクでした。中国文化の影響が強いこのコムルならではのモスクでした。もしくわもともと回族の清真寺だったのか、はてまたイスラム化の遅かったこの地域のこと、もともと仏教寺院だったということ等も考えられます。



 いずれにせよこれほど興味深いモスクがどんな旅行ガイドの本にも載っていないのが惜しいところです。ですが、実際シルクロードにはこうした名もなき小さなモスクがたくさんあり、魅力的なものも多いです。皆さんもシルクロードに来たらぜひ散策していろんなモスクを探してください。きっと旅行ガイドには載っていない思い出に残るモスクを見つけることができると思います♪
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by alphalpha0118 | 2009-02-08 23:53 | コムル

ウスタズのお宅




                         コムル



                       ウスタズのお宅




  今回はあるウスタズ(師匠)の家に訪ねた時のレポートです。




  ホームステイ先のおばあさんにあるウスタズの家に連れて行かれました。そのウスタズの家はとても大きいようでしたが。ですがウイグルの家庭はどんなに大きな家でも、寒い冬は小さな暖房の効きやすい部屋にみんなが集まり過ごすのが普通です。この頃はまだ3月末の肌寒い日々が続いていました。

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                      最初に通された部屋

  最初に通された部屋はウスタズの家の大きな敷地に似合わない小さ根部屋でした。コムルの特徴である、水色の窓枠と同じ色のペンキで塗られた椅子がマッチしています。端にウスタズの足が見えます。

  さてウスタズはというと、
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  孫の面倒を見ているようです。孫はブシュッキと呼ばれる揺り籠に寝かされ揺れています。どうやらこれはこのコムル地方独特の揺り籠のようですね。

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  その特徴はこの下半身の部分にある引出し。中国で用いられている子供が履く排泄に便利な股割れズボンが早い時代にこのコムルに伝わったのか、コムルの揺り籠は子供が寝た時に下半身がくる部分には穴があいており、穴から落ちた排泄物が引き出しに入る仕組みになっています。おそらくシルクロードのほかの地域でもこのような揺り籠はないと思われます。またここでもコムルの中国文化の影響の大きさを知ることができます。



  さて、ウスタズの家の大きな客間に通されました。

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  やはりウスタズの家だけあって豪華ですね。でもこの部屋は広く、普段使われていない部屋のようで寒かったです。やはり冬はどんなに大きい部屋でも小さな暖かい部屋で過ごすものなんでしょうね。コムルの文化博物館で見たような見せるための布団置場がありました。ウスタズの作品がたくさん飾られています。


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                      ウスタズの刺繍


  これがウスタズの刺繍です。ウスタズの刺繍はボタンの刺繍が多いようです。ウスタズは刺繍で国からいろいろな賞をもらっているようでした。

  でもこのウスタズの家に訪れた時、ウスタズの作品よりもウスタズのお宅に注目してしましました。寒いこの季節はどんなに大きな家でも、みな小さな暖房の効いた部屋で過ごすようです。





  いろいろな家を訪れることで各地方のウイグルの人々の生活への理解が深まります。ホームステイ先のおばあさん、またその時に訪れた家の方々に本当に感謝しています♪






  
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by alphalpha0118 | 2009-02-07 23:35 | コムルの刺繍

悪魔の砦






                         コムル


                        悪魔の砦




  今回はコムルに郊外にある悪魔の砦と呼ばれる場所を紹介します。



  中国語では「魔鬼城」と呼ばれていますが、このシルクロードにはこの地名はいくつもあるようです。それくらい遺跡や不思議な地形が残っているということなのでしょう。しかしなぜ悪魔の砦等と呼ばれているのでしょう?行って確かめることにしてみましょう!


       目的地まではコムルから西に行くこと車で1時間ほどのところです。



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         このような岩山のある広い砂漠に様々な形の岩がありました。






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                   大きな指のような形の岩




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                        二つの首を持つ化け物



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                     悪魔の砦の見張り台




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                    岩をも飲み込む大蟻地獄




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                     発見!悪魔の住処だ!



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                        戦艦出動!




  …なーんて、想像して遊んでみました。なるほどだから“悪魔の砦”なんですね。



  ただ最後から2番目に出てきた家屋にようなものはさすがに人間が造ったもので、この地域に住んでいた白人種が3千年くらい前に建造したものだと考えられています。近代になって訪れた人がここを発見した時にびっくりしてこういう名前をつけたのでしょうね。面白い場所でした。



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  さぁ、名残惜しいですが、悪魔の砦から去ります。もっと空の青い夏に来れば綺麗な風景が見られるようなので、今度は夏に行きたいと思っています♪
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by alphalpha0118 | 2009-02-07 00:38 | コムル

コムルの文化研究所






                          コムル



                      コムルの文化研究所





              今回はコムルの文化研究所に行ってみましょう♪




  私がコムルの文化に興味があるということをホームステイ先のおばあさんが研究所の人に話してくれると、研究所の人たちは機嫌よく、中を案内してくれました。




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                       コムル刺繍の靴

  黒いベルベッドの生地に刺繍がよく映えています。はじめはこのような生活の中で使う伝統的なものを見せてくれました。




   コムルの伝統的な女性の衣装、
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                 研究所のお姉さんが着てくれました。

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                       刺繍が見事です。




  さて、これは何でしょう?

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      答えは、壁にかけられる針山のようです。ピンク色でかわいいですよね♪




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        研究所の中にはコムルの衣装を着たマネキンたちが並んでいました。



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                    マネキンの履いているブーツ

    ブーツにもここまで刺繍がしてあります。フォークロアな雰囲気が漂いますよね。







 さて、衣類の次はコムルの家屋の内装についてです。

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                 コムルの装飾重視の布団置場

 ウイグルの家庭ではこのように布団や枕を飾りにします。サテン地がきらきら光ってとても豪華ですよね。





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                コムルの暖炉と造りつけのカップボード 

  さすがにここまで来ると普通の家庭にはなさそうですね。昔の富裕層の家にはあったかも知れませんが。             


  それにしてもこのような造りの豪華な収納はシルクロードのほかの地域にもみられますが、色を塗らず、このように木材本来の活かしたニスを塗ったような感じのものは見たことがなかったので、これはコムル文化の特徴的な収納家具なのでしょう。




 おや、カップボードの横にこんなものが…、

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                      何でしょうか?



  聞いてみると、どうやらお茶の葉を入れるものだそうです。とても鮮やかなお茶袋です。





  ですが、この研究所、展示がしてあるにも関わらず、とても人気のない所にあり、どうやら観光スポットにはなっていないようです。もったいない話です。こんな地元民でも一部の人しか知らないところにわざわざ連れて来てくれたホームステイ先のおばあさん、突然訪ねてきたこんな外国人に親切に説明してくれた研究所のお二人(画像に載せてる人と、もう一人男性がいてその人が田村亮にそっくりで、気になって仕方がなかったのです。)、本当にありがとうございました。
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by alphalpha0118 | 2009-02-06 23:50 | コムルの刺繍

哈密陝西大寺




                       コムル


                     哈密陝西大寺



コムルの街を歩いていると、

  
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  こんな塔が見えました。塔の天辺に月があるのでどうやらモスクの一部のようです。




 他の場所に目をやると、

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               こんな大きな塔が見えました。



  どうやら回族のモスク、清真寺のようです。ここまで大規模なものは珍しいので行ってみることにしました。






  中に入ると、
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  一見お寺のような作りですが、大きな緑の垂れ幕に月が描いてあります。




  また違う方向を見てみると、
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  造りは全体的に中国様式ですが、この鮮やかな水色に塗られた扉がその雰囲気を全く違うものにしています。

  寺の人の許可もなく見学し、写真を撮っていると手のすいたお寺の人が私の存在に気づいたらしく無言で睨みつけてきたので、私は出て行ったほうがよさそうだと思い、立ち去ることにしました。確かに私は帽子を被っていただけで、髪を覆い隠してもいなかったままだったのでモスクに入るべきではなかったのかも知れません。特に回族はこの辺のイスラム教徒の民族の中でも戒律に厳しいと聞きますし。




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  お寺から出てきました。どうやら私は裏から入ったらしく出てきたこの門が正門のようです。さっきの人がまだこちらを睨んでいます。本当にすごい形相でした。回族の人は目が大きく、鼻が高く、人によっては顔立ちも整っていて、中国の学校でクラスの中で一番かっこいい人を聞けば大抵回族なのですが、中には怖いと思われる形相の人などもいたりします。


  回族は長い歴史の中で何度も宗教弾圧にあって来たようで、回族の人々は身を守るために回族武術なるものを編み出し、却ってそれが反乱をおこすこともあったようです。近代にはその反乱を起こした回族の人々が旧ソ連地域まで逃げ延びたらしく、彼らは東干(トンガン)とよばれているようです。なんだかこのときに会った回族の人もすごく怖くて、それこそ武術ができそうでした。

 さて、この陝西大寺、創建は1892年、しばらく荒れ果てた時代もあったようですが1999年から2年ほどかけて大修復したそうです。きれいなお寺だと思ったらどうやらそういうことだったようですね。





  そんなこんなで清真寺から出てきた私でした。でもこの清真寺は私の知る中でも最も大きなものだったのでとても心に残っています。




  
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by alphalpha0118 | 2009-02-06 15:05 | コムル

コムルの住宅





                        コムル



                      コムルの住宅




 今回はホームステイ先のおばあちさんに連れて行ってもらった刺繍仲間の家が綺麗で印象的だったのでレポートします。



  さて、コムルの家の門ですが、
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                このように一見殺風景な門ですが、

 よく見てみると、

   
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                 ハートや花の装飾があります。


  このようなさりげない細工がこのシルクロードではよく見られます。特にコムルではこのような青い色の門が多いようです。




  さて、門から中に入ると、
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                      こんな扉が。


  シルクロードの少し古い建具によく見られるもの木造のものです。今では大抵改築の際に対象とならない物置小屋によく見られる扉です。





  さあ、家の中に入ってみましょう、

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  中に入ってすぐは土間ならぬレンガ間です。おばあさんの刺繍仲間が刺繍をしています。



  部屋の奥はというと、 

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  このように座敷になっています。部屋は土間、座敷合わせて8,9帖ほどでしょうか。



  座敷側の壁を見てみますと、

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  このように壁に穴があいてあり、そこに布団が収納され、上には枕が置いてあります。
このような造りは甘粛地方にも見られます。





  部屋の真ん中には、
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  石炭ストーブが置いてありました。このときは3月末でしたが、それでもまだ寒い日が続いていたのでこの過程ではまだ石炭ストーブを使っていて、とても温かかったです。

 
 そうそう、このお爺さんの帽子、

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  白い糸の部分が多い綺麗な刺繍です。この白い糸が多く使われている部分にも中国的な要素が見られます。濃い紫のベロア地に白い刺繍糸がよく映えています。




  おそらくこれがコムルのごく一般的な住宅のようです。このコムルもそうですが、またその東のトルファン地域には中国の華北地方の建築様式がみられます。現在の中国の華北地方の生活様式は漢文化の影響を受けた北方遊牧民族が作り上げた部分もあるので、このコムル地方もそれに含まれるのかも知れませんね。


 今回はコムルの住宅についてのレポートでした♪
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by alphalpha0118 | 2009-02-06 08:54 | コムルの刺繍

コムルのバザール




                         コムル



                      コムルのバザール





  今回はコムルのまちなかのバザールに行ってみましょう♪


 
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                       バザールの入口

   うーん、なんかウイグル文字がとても小さく表示されています。やっぱり漢族の人口が多いからですかね。あまり漢族が来ないような市場でしたが。




  さて、バザールには行ってみると、

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 入り口の感じとは打って変わってこれはまたウイグルらしいものが目に飛び込んできました。
 
  
           
  またほかの場所に目をやると、

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                またまたウイグル医学の薬屋です。

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      それにしても描かれてある動物といい、植物といい、怪しさ満点です(笑)

 

  
  バザールを奥に進んで行くと、
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               お目当てのお店がありました♪

  でも壁に掛かってあるものがウイグル人の家庭にあるものと違います。お店の人が出てきて話しているとすぐに彼女がカザフ族だということがわかりました。壁にかかってあるのはどうやらカザフ族の装飾品のようです。

 このコムルを含むハミ地区の天山山脈を越えて北側はカザフ族の土地です。ですがほかの地域のカザフ族の装飾品に比べて刺繍の色合いも可愛い気がします。カザフ族にも地域によってすこし異なってくるようです。


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                     カザフのサンドック

  上の画像nお店の入口においてありました。ウイグル族の嫁入り道具のサンドック(日本で言うながもち)はカザフの人々にも愛用されています。ただウイグルのものと違って装飾がコミカルで愛らしく、モンゴルの装飾にも似ています。




  また、バザールから少し離れたお店ですが、
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                    店舗内に並ぶ服飾

  満州族の子供の服が並んでいます。その濃い色合いからも甘粛地方のものに近いと判断できます。この地域は本当に中国文化が古くから浸透しているようです。




  店内を見渡して見ると、
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                        ありました!


  お目当てのコムル刺繍です。大きな黒いベロア地のものはクッションカバーで、小さいものは枕の側面の装飾のようです。



 このようなコムル刺繍はほかの地域のウイグル人はほとんど知りません。ほかの地域はトルファンを除けば大抵は東欧の影響を受けたクロス・ステッチが主流です。市場には少し置いてありますが、あまり知られていないこのような刺繍が文化遺産としてどこまで評価されて、今後伝えられるかと思うと心配です。文化的にそこそこ評価されているようですが、ウイグル人の間でほとんど知られていないのが不安要素です。




  今回はコムルならではのものも含めてバザールの様子をレポートしました♪
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by alphalpha0118 | 2009-02-06 08:12 | コムル

女の子の目から見たシルクロード


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