シルクロードの思い出

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カテゴリ:もうひとつのウルムチ  ( 5 )

働く駱駝




                        ウルムチ


                        働く駱駝





     ある日の朝、散歩をしているとシルクロードならではの光景を目にしました。





   おやっ、


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  ラクダが肉が積まれてある荷車を牽いているではありませんか!





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  近づくと大きい、がっしりしたラクダです。毎朝こんな仕事をさせられているのでしょうか?



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  荷車に積まれているのは羊肉です。皮をはがされた荷車に載せられた羊の胴体がラクダに牽かれ、その肉をプルプルさせて運ばれて行きます。面白い光景です。






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  ああ、行ってしまいました。あの羊肉はこれからウルムチ中の肉屋に運ばれ、その後皆さんの食卓に並ぶのです。




  
  普段の観光では見られない、ウルムチの町はずれの朝の一風景でした。
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by alphalpha0118 | 2009-02-03 13:09 | もうひとつのウルムチ  

ウルムチのなかのロシア





                       ウルムチ



                   ウルムチのなかのロシア




  
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                      路地裏の西洋建築

  シルクロードにある西洋建築は基本的にタタール建築の影響を受けています。タタールはイスラム教を信仰するトルコ系の民族ですが、20世紀前半にロシアが社会主義国家を樹立し、共産党からの迫害を免れるために一部のタタール族がこのシルクロードのウルムチを含める北側の草原地域に移住し、影響を与えたと思われます。


  
 もっとわかりやすいものになると、

  
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  このように半地下の部屋があることがよくわかります。このようなタタール建築はシルクロードの人々に現在でも親しまれ、使われています。実際ウルムチより北側にある少し古い建築を見ると西洋建築の特徴がみられます。




 さぁ、このような建築のある路地から大通りへ出てみましょう。

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  ロシア語があふれています。ここは以前紹介した延安路の南側で、この辺りはウルムチのロシア人街です。この通りだけはロシア語の表示が多く、シルクロードでは看板などは普通中国語、ウイグル語という2言語表記なのですが、ここでは多い場合3つの言語で表記されていることもあります。 
 中国で生産したものを旧ソ連諸国へ流していくための貿易センターがあり、そこで働いている外国人の多くはカザフスタンから来たロシア人やカザフ人で、最近ではウイグル人と同じトルコ系の民族であるアゼルバイジャン人が増えています。
  




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                     ロシア料理のレストラン

 
  ロシア料理の店です。ですが、トルコ料理もあったりとちょっと純粋なロシア料理とは言えません。メニューにあるピザも中途半端なロシアパンのようでもあり、ナンでもあるような変わった形をしていました。
  この通りにあるロシア料理は本当に中途半端なロシア料理も多く、レストランの中にはどう考えても単に中華料理をフォークとナイフで食べてるようにしか思えないようなところもありました。

 ただこの地域のロシア料理の店は基本的に地域性を考慮してか豚肉を使わないレストランが多かったです。




   旧ソ連の物価が高いこともあってか、ここ数年ウルムチに移り住むロシア人が増え、ロシア人街どんどん広がってきているようです。中国の貿易が自由化して以降、ここシルクロードも本来の役割を取り戻そうとしています。ウルムチのまちはこれからさらに多民族で賑やかなまちになっていくのかもしれません♪
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by alphalpha0118 | 2009-02-03 12:32 | もうひとつのウルムチ  

丘の上の路地




                       ウルムチ
 

                      丘の上の路地





   ウルムチ路地裏散歩、前回は風景についてレポートしたので、今回は人物について。今回はまちから少し離れた丘の上の路地を歩いてみたいと思います。






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                      スキップをする少女

  路地裏で少女が一人遊びをしています。このときは冬休みの期間だったようで、この子も時間を持て余してるようでした。スキップする様子が可愛くて撮ってしまいました。雪の積もったままのウルムチの路地裏は寒そうですが、子供たちは元気に過ごしています。






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                        母を待つ少女

  小さな女の子がお母さんが鍵を閉めるのを待っている様子。地面を触って遊んでいる動作ががとても可愛らしかったです。





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                    お手伝いをする子供たち


  子どもたちがお手伝いをしています。どうやらトラックにレンガを積んでいるようです。大人の私でも寒くて凍えて手もかじかんでいたのに、小さな子どもたちがひたむきにお手伝いをしている様子には心打たれました。シルクロードの子供たちは本当に可愛いです。





  最後に、



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                         孫と一緒


  孫を抱いて幸せそうに歩くおじいさん。おじいさんはこのとき私に、「君は何を持っているの?」と聞くので「カメラです。」と答えると、おじいさんは「そうか、カメラなんだって」と孫に語りかけ、それからしばらく「カメラだって、カメラだって」と孫に語りかけながらおじいさんは歩いて行きました。その様子にウルムチの寒さに凍えていた私も少し気が和んだのを覚えています。
 写真自体は大したことはないですが、私にとってはそんな思い出のある、少し思い入れのある1枚です。





  ウルムチは山に囲まれていて、このような丘の上にまで住居が立ち並び、そのため高い位置にも路地裏が多くあります。関西でも山と海が近い阪神間に住んでいる私にとって、丘の上に家が立ち並ぶ風景はとても馴染みのあるものでした。

 町外れなのでウルムチに住んでいてもなかなか訪れることはないのですが、皆さんももしウルムチを訪れたら町外れの丘の上の路地を散歩してみたはどうでしょう♪



   
                     
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by alphalpha0118 | 2009-02-03 08:39 | もうひとつのウルムチ  

路地裏散歩 風景




                       ウルムチ


                     路地裏散歩 風景






   今回は冬のウルムチの路地裏を散策してみようと思います♪



  
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                      路地裏の一風景


   小さな女の子が小銭を咥えながら歩いています。おや、その後ろの壁に何か書かれていますよ? 
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                        注意書き


  どうやら注意書きのようです。「この場所にゴミを捨てたら50元の罰金を科します。」というもののようです。でもこのような文字で書かれていると内容がわからない外国人には何かの模様のようで可愛らしくも思えますよね。


 

 
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                        サトラシハナ


  サトラシハナ、床屋さんという意味です。こじんまりとした路地裏の床屋さん。赤い看板の文字、ドアの色と白い壁とのコントラストが印象的です。





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                       路地裏の診療所


  路地裏の診療所ですが、入口の前にかけてある暖簾に描かれてあるのは赤十字なんでしょうか?赤いなでしこの花の中に白い十字があるように見えます。





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                        真冬の洗濯物


  雪の積もる路地裏にあけてある鮮やかな洗濯物。こんな寒いウルムチの屋外では洗濯物を干しても凍ってしまいそうな気もします。






  ウルムチのまちはここ半世紀ほどで一気に大きくなった都市のようで、住宅は一部随分無計画とも思われる建て方をされていたりしますが、それはそれでまたウルムチの路地裏の魅力を引き立てるのだと思います。冬は特に殺風景に感じることもありますが、そこが却って人に路地裏の些細な出来事や風景を際立って魅力的に感じさせたりすることがあるようです。


  

 
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by alphalpha0118 | 2009-02-03 07:52 | もうひとつのウルムチ  

回族のモスク




                        ウルムチ



                       回族のモスク     





 前回はモスクについてレポートしましたが、あちらはウイグル族が通うモスクで、ウルムチにはもう一種類モスクが存在します。回族のモスクです。




 ● 回族とは ●

  回族とは、その昔、中国に商売のためにやってきたペルシャ人やアラブ人が中国に住みつき、中には結婚する者も少なくなかったようで、人種は中国人と混り、言葉も中国語を用いるようになったものの、イスラムの教えだけは守り抜いたという混血民族で、漢族の多い地域ではまったくの東洋人の顔をしている人が多く、特徴も比較的目が大きく、鼻が高いといった人がたまにいるくらいですが、新疆のような地域では混血がさほど進まず、茶色い髪、目をした人や、外国人ぽい顔をした人もたまにいます。中国全土いたるところに住んでいます。ウルムチにはそんな彼らのためのモスクも多く存在します。





  
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                        大きな清真寺


  回族のためのモスクで、回族は中国語を用いるため、モスクも中国語で清真寺(チンジェンスー)と呼ばれます。公用語にはやはり中国語が使われています。ここがウイグル族のモスクとの大きな違いです。新しいモスクらしく、外装は近代的になっています。
         


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                         小さな清真寺



  この辺りはウルムチの回族居住地のようです。少し古いモスクですが、外装はアラビア風とも中国風ともとれないエキゾチックな様式です。回族の清真寺を見るときの醍醐味はこの建築様式に注目することです。
  中国の中で、一瞬西洋建築とも思われるが、近づいてよく見ると何か違う、一際目立った建築物に遭遇したらそれはおそらく清真寺です。私自身も中国を旅行中は何度かそういう経験をしました。


                       

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                        典型的な清真寺



  これが私のイメージする典型的な回族のモスク、清真寺です。一見中国風の建物の屋根の天辺に月が乗っかるというものに見えますが、細かい細工や内装が中国建築とは一味違ったものだったりします。





 シルクロードでもウルムチより西に行くとこの“清真寺”はあまり見かけなくなりますが、中国全土どこのまちでも見られ、西安や、回族の自治区である、寧夏回族自治区などに行くと、もっと大規模なモスクもあるようです。



  今回はちょっとテイストを変えて回族のモスク、清真寺をレポートしました。





           
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by alphalpha0118 | 2009-02-03 01:09 | もうひとつのウルムチ  

女の子の目から見たシルクロード


by alphalpha0118
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