シルクロードの思い出

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2009年 09月 23日 ( 8 )

グルジャの家屋



                  グルジャ


                 グルジャの家屋


 グルジャの家屋は門を覗くと、
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 門から見て少し斜め加減に日本で言う“母屋”があります。この門から見母屋が斜め加減に見えるのが趣があり、美しいんですが、このような建て方が少なくないのでもしかしたら計算されて造られてるのかもしれません。この写真だけでもグルジャの文化レベルの高さを知ることができます。


  
 少し広めの家を覗くと、
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             このようになっています。


 日本人にとって縁側のような存在の場所でここにベッドを置いてそこでくつろいだり、敷物を敷いてちゃぶ台を置いて食事したりします。この家屋の全体的な造りは砂漠地域、特にクチャのウイグル家屋に似ていますが、ここは比較的天井が高いです。


 またとある家の母屋を覗くと、
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             やはりこの窓が特徴的ですね。


       天井に備え付けるランプの周りの造りも凝っています。



 最後に、
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 キッチンの近くに造りつけの食器棚です。窓と同じデザインになっているのがまた興味深いです。


 ここまでずっと青い塗装が目立ちました。ほかの色が塗られていることもあるのですが、グルジャはこのように青い塗装の家がとても多いのです。
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by alphalpha0118 | 2009-09-23 20:20 | グルジャ

グルジャの町並み



                   グルジャ

                 グルジャの町並み





 さて、これはシルクロードのどこのまちでしょう?

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 この異国情緒の漂う街並みはウルムチからバスで12時間ほど行った、カザフスタンとの国境近くにあるグルジャの街です。タタール文化の影響を受けたこの街は国は中国ですが文化的には東欧に近いと言えます。

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         グルジャは天山山脈の北側、ステップロードの中継地です。

  
  
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          家の門をのぞくとそこには広い青々とした庭がありました。



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               こちらの家の庭も広そうです。

 まだ成長していませんが、家の正面にある蔓が伸びたら緑のうつくしトンネルが出来上がるのでしょう。




 このグルジャ地域の建築がほかのウイグル建築と異なるのは、
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               なんと言っても屋根。



 草原地域に属するグルジャはほかのウイグル族が住む砂漠地域とは違い降水量が多く、雨も雪が降るので屋根が欠かせません。そのためほかの地域のウイグル建築とはずいぶん異なるのです。




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                  新しい家


 改築した新しい比較的裕福なウイグル家庭にこの家のご主人の配慮で入らせてもらうことができました。


 中は半地下のある2階建てで10部屋ちかくあり、とても広い家でした。3世代ほど住んでいたのですがそれでも十分余分を感じる家でした。


 知らない家の中を撮るのは拒まれたので、あまり写真は撮りませんでしたが1枚だけとりました。

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                2階部分の廊下 


  この廊下だけでも10畳ほどあります。下手すると日本のダイニングとリビング合わせた広さです。



  おそらくシルクロードだけでなく、中国でもかなり住宅環境の恵まれた地域だと思われます。草原地域は冬は寒いですが四季に恵まれ気候もいいです。


  今回はそんなグルジャを旅してみたいと思います。
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by alphalpha0118 | 2009-09-23 18:23 | グルジャ

カザフのゲル


       
                  天池


               カザフのゲルと帰路




  何度も紹介したようにカザフ族の家屋は組み立て式のテント、ゲルです。

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  このようにカザフのフェルト刺繍の模様のデザインがゲルの表面に飾られ、飾られています。





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                 少年とゲル


 こんな山奥に小学校はありません。就学前の小さな子供はこのような山奥で暮らしていますが、おそらく学校に行く頃には都会に住む親戚のもとに預けられるのだと思います。そのためかここには5,6歳くらいまでの子供が多かった気がします。




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                  母と娘


  草原の民族、カザフの女性は馬に乗り、家畜の世話をするため本当にたくましいです。このときの少女もおそらく将来はこのお母さんのようにたくましく成長することでしょう。


 でもこれらはすべて観光用の飾られたゲルです。




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               湖の奥にあるゲル


 この素朴なゲルがカザフ本来の素朴なゲルです。青々とした松林のある草原でこれからひと夏過ごすのです。このとき美しい風景はもちろんですがそれとともにカザフの人々の素朴な生活が垣間見れたことがとてもいい思い出になりました。



 これで美しい青々とした湖を去ります。
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 帰り道はずっと天山山脈の峰々が私たちを見送ってくれました。ぜひ皆さんも一度、美しい風景とともカザフの人々の暮らしを見に行ってみてください。
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by alphalpha0118 | 2009-09-23 13:40 | 天池

カザフ族の生活模様


                    天池


                 カザフ族の生活模様



 カザフ族は夏になると高原の牧草地にやってきて、ゲルを建てて生活します。



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                カザフの子供


  カザフの子供がゲルから出てまぶしい初夏の日差しを手で遮っています。高原は空気が澄んでいて、空気中の埃が少ない分、日差しはとてもきついです。



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                松林の中で


 このように天山山脈には青々とした黒松の林があります。高原の厳しい日差しを遮るのでこのように影になった場所はとても涼しく、夕方になると寒いくらいに気温が下がります。




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               乳を絞るカザフの老女



  遊牧民の彼らの大事な仕事、牛の乳搾りです。彼らは牛のほかに、馬、山羊の乳も搾ります。遊牧民は本来野菜を食べず、乳製品からビタミンを採るので、動物の乳は実に重要な栄養分です。



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               松の根元に建つゲル


  湖を奥に進んでいくと、このような素朴なゲルが見られます。湖の手前にある観光客用の華やかなゲルとは違いますが、この飾らない素朴さがカザフ族の本来のゲルの美しい姿です。


 そばには…、

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     このように洗濯物が干してありました。色鮮やかな服が干されています。


 その近くには、
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            水仕事をするカザフの女性
  

         どうやら洗濯物もこのようにして洗濯されたようです。


 ゲルの近くには…、

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               放牧された牛たち




  このようにカザフ族は、馬、牛、羊、山羊等の家畜と常に伴って生活していることがわかります。








 
 
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by alphalpha0118 | 2009-09-23 13:19 | 天池

観光2日目




                   天池

                   観光2日目


 
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                 朝日を浴びる羊たち

 
             ボゴダキョリィの朝はすがすがしいです!



 二日目の朝、ボゴダキョリィの奥の方へ歩いて行ってみることにしました。



 おや、カザフの双子の子供たちがいました!

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    彼らは観光客用の写真のモデルになってるようです。ヤギを連れていました。
   
     




  湖の奥の方へ行くと、
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     人気がなく、とても静かでゆっくり湖の美しさを楽しむことができます。



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   2時間ほどかけて湖の奥の方まで歩いてきました。湖の奥は砂利地になっています。どうやら山からの雪解け水流れてくるようです。この季節はまだ湖に水が少なく、8月くらいになると湖の水量が増すようです。

 おや、
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              馬がいました。


       おそらくこの周辺にカザフ族のゲルがあると思われます。




  
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          湖と緑が日差しの中本当に美しく見えます。



 時間はかかりますがこうやって湖の奥の方まで行ってみるとその美しさをゆっくり楽しむことができるので、ぜひ時間をかけて堪能することがお勧めです♪



 
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by alphalpha0118 | 2009-09-23 10:20 | 天池

観光



    
                   天池


                  観光1日目



 まずは着いたら尋ねるのが宿泊施設ですが…、

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              やっぱりゲルです!


  天池は遊牧民族カザフ族の生活空間、みなゲルに住み、馬に乗って生活しています。



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  私たちが泊まったゲルです。こじんまりとして可愛いゲルでした。


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              馬にも乗れます!



 このときは何かの撮影に出くわしました。

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  カザフ族の歌手のハミットさんです!運良く写真を撮ることができました!




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  湖畔にはカザフ族の生活に欠かせない家畜の馬が放たれています。




 一日中楽しんだそのあとは…、
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             夕暮れの風景です。

 夕方になると海抜が高いのでかなり肌寒くなるのですが、そんな中眺めた、夕日に染まるボゴダ峰はとても印象的でした。


 さて就寝ですが、
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         ゲルの中はこのように飾られています。


 観光客相手なのでずいぶん華やかにはしていますが、どれもカザフの伝統工芸の品々です。


 では、
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              おやすみなさい。
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by alphalpha0118 | 2009-09-23 06:54 | 天池

ボゴダキョリィ



                    天池


                 ボゴダキョリィまで




 ウルムチから車で1時間弱のところに天山山脈のフィヨルド湖、中国語で天池、ウイグル語でボゴダキョリィがあります。


 初夏が一番きれいだというので、6月末に行きました。




 
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  ロープウェイで山の傾斜を上ります。初夏の高原は気持ちがいいです。


 下を見ると、
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              渓流が流れています。



 
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     初夏の山を見るととても青々としていて、心地いいです。




 丘を越えると、お!見えました!

 
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                 湖です!






 湖の奥には、

 
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    天山山脈の最高峰、標高5287メートルのボゴダ峰が見えます!




 でもここでは紹介できないのですが、このボゴダキョリィの魅力はこの景色とセットで味わえるその涼しさです。高原なので日差しは強いですが、空気が乾燥していてとても気持ちいいです。



      引き続きボゴダキョリィの魅力についてレポートしたいと思います!
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by alphalpha0118 | 2009-09-23 06:23 | 天池

ダルワザ 2





 
                   ピチャン


                  ダルワザ 2




 前回に続き、ピチャンの“ダルワザ”を巡ります。


  
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             色合いのあっさりした門


 色鮮やかなもんが多い中あっさりとした色使いの門がありました。主人の好みなのかもしれませんね。


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                おばさんと門


     知り合いのおばさんの門です。こちらも風景画の入った門です。


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                 少女と門


 これは家の中にあるそれぞれの部屋に入る門です。キューブ型の柄を並べた奥行きを表現する模様があります。








 おや、道を歩いていると、
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          少年たちが葡萄の葉を運んできました。


  葡萄の葉が多いと、葡萄の成長が悪くなるので間引きをするようです。このように間引いた葉は家に持ち帰られ家畜の餌になります。

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                 兄弟と門

 少年たちの家の前です。門は今は塗装中のようです。はじめに薄く色が塗られています。これから濃い色が上から塗られていくと思われます。


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              おばあちゃんたち


 この家のおばあちゃん達。兄弟のあとから家に帰ってきました。孫をおんぶして、兄弟の落した葡萄の葉を拾って持ち帰ってるようです。



       葡萄の産地であるトルファン地域のさりげない朝の風景に出会いました。



 また、興味深い門を目にしました。
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       いろいろなモチーフをデザインした門ですが…、


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   スイカにナイフが刺さってます。コミカルな絵柄ですがまた表現が豪快です。




  最後に、
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                  少年と門   


 このとき私がダルワザの写真を撮っていると途中から私たちの動向をチェックしてきた少年です。怪しいと思われたのでしょうか?時間がたつにつれ、私たちを案内してくれ、いろいろ教えてくれましたが彼はずっと無愛想でした。

 最後に「その門の前に立って、一枚撮ってあげよう。」というと急に笑顔になり、このときの笑顔はその時だけのものでした。

 「じゃ、おまえら気をつけて帰れよ、」と言い残すと少年は去って行きました。旅のちょっとした思い出です。


  このときピチャンでダルワザの写真を撮るためにあちこちを回りましたが、そこにいる人間模様を含め、ダルワザごとに一つの物語がありました。とても心に残る旅になりました。












 
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by alphalpha0118 | 2009-09-23 04:47 | ピチャン

女の子の目から見たシルクロード


by alphalpha0118
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