シルクロードの思い出

alphalpha.exblog.jp ブログトップ

2009年 02月 10日 ( 2 )

コムル路地裏散歩




                        コムル


                       路地裏散歩






 またまた路地裏散歩です。コムルのまちの路地裏はどうなっているのでしょうか?





 コムルの南側のウイグル人居住区から北へ、町の賑やかな通りへ向かいます。

c0164345_14421386.jpg

ここはちょっとした車道です。木々の枝ぶりから緑が多い春から夏にかけて緑豊かな清々しい町並みではないかと考えられます。



 路地に入ると、

c0164345_14425579.jpg

                  ウイグルの女の子たちです。

  真ん中の子と右手の子は黄色人種が強いことからこのコムル出身の子のようですね。左手にいる子はどこかから引っ越してきたのか、それとも片親が他の地方出身なのかコムルの人々とは随分顔立ちが違います。





  北上していくと、

c0164345_14432618.jpg

c0164345_14434653.jpg

  
  城壁跡にぶち当たりました。今では一部が保存のため塀で囲われています。近代以前はこの城壁が町の最南端だったと考えられます。





  さぁ、さらに北上すると、

c0164345_1444829.jpg

                   こんなものがありました。


  日本のものと違うのでわかりにくいですが、ビニルハウスです。日光の良く当たる南側だけがビニールがはられており、それ以外は泥で囲われています。ビニルが破れたのでしょうか?端切れが充てられています。ビニルを大量に節約できるこのようなビニルハウスは中国のどこでも見られます。エコですね。見習うべきものがあるかもしれません。

 この辺りは貧しそうな漢族の住まいがあったのでおそらくこのビニルハウスは彼らが営んでいるものだと思われます。甘粛辺りから流れてきた人々でしょうか?甘粛は砂漠や渓谷が多くて耕地面積が新疆に比べても多くないと思われます。その辺りの理由から甘粛から人が流れてるのもあってこの地域には漢族が多いのかもしれません。

 3つ上の画像の少女と言い、このビニルハウス持ち主と言い、シルクロードは相変わらず東から西へ、西から東へ、人々が移動し、定住していく様子がうかがえます。






  さて、今度は街の中心部に近い路地です。

c0164345_14451627.jpg

   地元の人たちが井戸端会議をしている模様です。売り物でしょうか?横にとても大きな箒があります。


 近くには、

c0164345_1510996.jpg

  まるで箒並木のようです。ストックでしょうか?このコムルのまちは町の中心部は中国の中でも衛生レベルが高いほうだと考えられます。この大きな箒もその一役を担っているのでしょうか?


  


c0164345_14444858.jpg

                   表通り近くのモスク


 またまたコミカルなデザインのモスクで遭遇しました。門のすぐ上にはハートマークまであります。いつ頃建てられたものでしょうか?このようなデザインのモスクはこのシルクロードでもトルファンとコムル、東側の地域でよく見かける造りです。さぁ、もうすぐ町のメインストリートに出ます!



 今回はコムルの裏通り、路地裏で見かけた気になるものをピックアップしてみました♪ 
[PR]
by alphalpha0118 | 2009-02-10 15:23 | コムル

学校での催し





                          コムル


                         ノルズ祭


                       



  太陽暦の3月21日、春分の日、昼の長さと夜の長さが等しくなるこの日、シルクロードでは春の訪れを祝う“ノルズ祭”が行われます。

 ノルズ祭りは本来ペルシャ人が春の到来、新年を祝うもので、中央アジア一帯で祝われている祭りのようです。イスラムの伝播以前は中央アジアで最も祝われていた祭りのようですが、近年に至ってはあまり広く祝われるものではありません。

 シルクロードでも一部の地域では今も行われているようです。私はウイグル族の住む地域でノルズ祭が一番賑やかに祝われると思われる、イスラムの伝播が最も遅かった地域、コムルでその様子を見ることができました。


 今では学校の行事の一環となっているようで、今回はその様子をレポートしたいと思います。




 
                        学校での催し




 コムルのまちに潜入すること5日。ウルムチで何の情報も得られなかった私はノルズが行われる3月21日の6日前にノルズについて、地元住民に聞き込みを始めたところホームステイ先の老夫婦の隣人の子供たちが通っている中学校で3月20日にノルズ祭の催しが行われるというので行ってみることにした。


c0164345_755290.jpg

                    はじまり、はじまり~♪


  先生たちがノルズ祭の始まりを告げます。ノルズ祭ではみな民族のお祝い用の衣装を身につけ、ひとつの場所に集うそうです。本来は外の景色の良い場所で催すもののようです。




c0164345_762140.jpg

           まずはじめはノルズを讃える詩歌を歌います。


  

c0164345_765433.jpg

    次に楽器演奏者たちは、音楽に合わせて演奏し、歌を歌い、踊りを踊ります。


c0164345_7314491.jpg

    ウイグル族の学生がこの日のために練習してきた踊りを踊ります。




c0164345_774625.jpg

                  手品ショーまでありました。

 
  本来ここで、男たちの綱渡りや夫人らのブランコ漕ぎなどがあり、最も盛り上がる場になるようですが、室内ではそれは難しいので、このような控え目な出し物になってしまいます。



c0164345_781773.jpg

            学生たちは一生懸命叙事詩などを朗読しています。



c0164345_784711.jpg

            最後はみんなで踊り、再びその場を盛り上げます。



c0164345_791027.jpg

               植物の苗をもち五穀豊穣を祈ります。 


  生徒会長と言った感じの二人が植物の苗を持っています。最後に彼らは、先生たちの引率で、列をつくり、花で飾られたノルズ・ナーマ(ノルズの書)を捧げもって、大きな声で一緒に読み唱えます。




  またこのノルズ祭では皆で持ち寄った7種(小麦・大麦・米・そば・肉・ミルク・水など)の材料から雑炊をつくり、皆で食べることでノルズを楽しさを共有するのだそうです。おそらく日本の春の七草と関係があると思われます。日本人は肉食が廃れたので“七草”になったと思われます。またこの“7”という数字はノルズ祭にとって重要な数字のようです。



       コムルの学校ではこのようににしてノルズ祭が行われていました♪

 

 
 
[PR]
by alphalpha0118 | 2009-02-10 08:09 | ノルズ祭(春の祝い)

女の子の目から見たシルクロード


by alphalpha0118
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー