タシュクルガンのまち
タシュクルガン
タシュクルガンのまち
タシュクルガンは世界の屋根と呼ばれるパミール高原に位置し、標高三千を超えたところにあるまちで、慣れない人は高山病にかかるような場所です。
街の中心部
高原なので大気中の埃が少なく、空が真っ青です。街の中心部のロータリーにはタジク族のシンボルの鷹の像があります。確かにタジク族の人々の高い鼻、大きな目は鷹のようにもみえます。その背後にはここ、タシュクルガンを含む、タジク族自治県の博物館がありました。
博物館の前で
タジク族の友人と、友人の友人で博物館で働く女性です。
タジク族は遊牧民であり、伝統的な都市と歴史的に築いてこなかったためこのまちはちょっとした繁華街があっても現代的な建築物が並ぶだけで殺風景なものでした。逆に路地裏に入った方が発見がありました。
路地裏の風景
高原地域の素朴石組みの家屋と木々の緑に切り取られた真っ青な青空が本当にきれいです。高原地域の鮮やかな自然の色合いは飾らない一場面でも十分に満足できるものです。
おや、何やら大勢の足跡が聞こえてきました。
解放軍
そうです。ここは国境地域でした。多くの兵士がこのまちに駐屯しています。みんな何やら椅子を持っています。青空講義でもあるようですね。
少し広い場所に出まいした。
高原の家屋
高原地域の家屋の正面です。本当に素朴な石組みの建物ですが、高原の真っ青な空や、緑の木々に囲まれると十分に映えます。そこに現地の鮮やかな民族衣装を見た人が通ると本当に様になるのです。
傍の畑に目をやると、
牛耕
牛を使って畑を耕していました。夏の短い高原です。いったい何を育てるのでしょうか?これも高原の人々の生活の一場面です。
さて、このタシュクルガンのまちで、一番大きな存在となる物を紹介します。家屋の先に現れる大きな建造物―、
タシュクルガンの砦の跡です。
では次はこの砦を散策してみましょう♪
by alphalpha0118
| 2010-12-28 23:16
| タシュクルガン