シルクロードの思い出

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学校での催し





                          コムル


                         ノルズ祭


                       



  太陽暦の3月21日、春分の日、昼の長さと夜の長さが等しくなるこの日、シルクロードでは春の訪れを祝う“ノルズ祭”が行われます。

 ノルズ祭りは本来ペルシャ人が春の到来、新年を祝うもので、中央アジア一帯で祝われている祭りのようです。イスラムの伝播以前は中央アジアで最も祝われていた祭りのようですが、近年に至ってはあまり広く祝われるものではありません。

 シルクロードでも一部の地域では今も行われているようです。私はウイグル族の住む地域でノルズ祭が一番賑やかに祝われると思われる、イスラムの伝播が最も遅かった地域、コムルでその様子を見ることができました。


 今では学校の行事の一環となっているようで、今回はその様子をレポートしたいと思います。




 
                        学校での催し




 コムルのまちに潜入すること5日。ウルムチで何の情報も得られなかった私はノルズが行われる3月21日の6日前にノルズについて、地元住民に聞き込みを始めたところホームステイ先の老夫婦の隣人の子供たちが通っている中学校で3月20日にノルズ祭の催しが行われるというので行ってみることにした。


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                    はじまり、はじまり~♪


  先生たちがノルズ祭の始まりを告げます。ノルズ祭ではみな民族のお祝い用の衣装を身につけ、ひとつの場所に集うそうです。本来は外の景色の良い場所で催すもののようです。




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           まずはじめはノルズを讃える詩歌を歌います。


  

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    次に楽器演奏者たちは、音楽に合わせて演奏し、歌を歌い、踊りを踊ります。


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    ウイグル族の学生がこの日のために練習してきた踊りを踊ります。




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                  手品ショーまでありました。

 
  本来ここで、男たちの綱渡りや夫人らのブランコ漕ぎなどがあり、最も盛り上がる場になるようですが、室内ではそれは難しいので、このような控え目な出し物になってしまいます。



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            学生たちは一生懸命叙事詩などを朗読しています。



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            最後はみんなで踊り、再びその場を盛り上げます。



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               植物の苗をもち五穀豊穣を祈ります。 


  生徒会長と言った感じの二人が植物の苗を持っています。最後に彼らは、先生たちの引率で、列をつくり、花で飾られたノルズ・ナーマ(ノルズの書)を捧げもって、大きな声で一緒に読み唱えます。




  またこのノルズ祭では皆で持ち寄った7種(小麦・大麦・米・そば・肉・ミルク・水など)の材料から雑炊をつくり、皆で食べることでノルズを楽しさを共有するのだそうです。おそらく日本の春の七草と関係があると思われます。日本人は肉食が廃れたので“七草”になったと思われます。またこの“7”という数字はノルズ祭にとって重要な数字のようです。



       コムルの学校ではこのようににしてノルズ祭が行われていました♪

 

 
 
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by alphalpha0118 | 2009-02-10 08:09 | ノルズ祭(春の祝い)

女の子の目から見たシルクロード


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