シルクロードの思い出

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ウスタズのお宅




                         コムル



                       ウスタズのお宅




  今回はあるウスタズ(師匠)の家に訪ねた時のレポートです。




  ホームステイ先のおばあさんにあるウスタズの家に連れて行かれました。そのウスタズの家はとても大きいようでしたが。ですがウイグルの家庭はどんなに大きな家でも、寒い冬は小さな暖房の効きやすい部屋にみんなが集まり過ごすのが普通です。この頃はまだ3月末の肌寒い日々が続いていました。

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                      最初に通された部屋

  最初に通された部屋はウスタズの家の大きな敷地に似合わない小さ根部屋でした。コムルの特徴である、水色の窓枠と同じ色のペンキで塗られた椅子がマッチしています。端にウスタズの足が見えます。

  さてウスタズはというと、
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  孫の面倒を見ているようです。孫はブシュッキと呼ばれる揺り籠に寝かされ揺れています。どうやらこれはこのコムル地方独特の揺り籠のようですね。

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  その特徴はこの下半身の部分にある引出し。中国で用いられている子供が履く排泄に便利な股割れズボンが早い時代にこのコムルに伝わったのか、コムルの揺り籠は子供が寝た時に下半身がくる部分には穴があいており、穴から落ちた排泄物が引き出しに入る仕組みになっています。おそらくシルクロードのほかの地域でもこのような揺り籠はないと思われます。またここでもコムルの中国文化の影響の大きさを知ることができます。



  さて、ウスタズの家の大きな客間に通されました。

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  やはりウスタズの家だけあって豪華ですね。でもこの部屋は広く、普段使われていない部屋のようで寒かったです。やはり冬はどんなに大きい部屋でも小さな暖かい部屋で過ごすものなんでしょうね。コムルの文化博物館で見たような見せるための布団置場がありました。ウスタズの作品がたくさん飾られています。


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                      ウスタズの刺繍


  これがウスタズの刺繍です。ウスタズの刺繍はボタンの刺繍が多いようです。ウスタズは刺繍で国からいろいろな賞をもらっているようでした。

  でもこのウスタズの家に訪れた時、ウスタズの作品よりもウスタズのお宅に注目してしましました。寒いこの季節はどんなに大きな家でも、みな小さな暖房の効いた部屋で過ごすようです。





  いろいろな家を訪れることで各地方のウイグルの人々の生活への理解が深まります。ホームステイ先のおばあさん、またその時に訪れた家の方々に本当に感謝しています♪






  
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by alphalpha0118 | 2009-02-07 23:35 | コムルの刺繍

女の子の目から見たシルクロード


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